報酬ゼロの探偵業務

古賀 政男

2009年09月03日 22:09

丁度一週間前、お客様から「店の前に犬を連れてきて糞をさせるものが5年間続いているので証拠を撮ってほしい」との依頼、以前はビデオテープに録画する事しか出来ず6時間で終わってしまうし一時停止するとノイズが入っていたが、最近はハードディスクレコーダーなる長時間鮮明画像が録画出来る機械があるのだ。
成功報酬25,000円で3CCDビデオカメラと先のHDDレコーダーをセット、モニターは長女にゃん次郎の使っている14インチのアナログ液晶で早朝5時半から8時までをタイマー録画して毎日録画しておいたのだがなかなか証拠を残してくれない・・・。
今朝先方から「糞がしてあった、すぐに録画を確認してくれ!」とのことで夕方訪問して録画一覧から再生、17分後に劇的な結末が現れた
そこには飼い主を連れた犬ではなく、まるで犬の糞のような立派な一物を残していく巨大な猫の姿が映し出されているのであった。
依頼先の御主人はすっかりうなだれ、「一週間モニターして貰ったから少しだけお礼をさせてもらうよ」と力ない言葉人間様が絡まないと請求するわけにも行かず、にゃん次郎に成功報酬25,000円の一部を渡す約束だったが希望通りの答えが出せなかったのでごめんなさい。

大山鳴動して猫一匹だった今回だが、テレビで紹介されている通りコンセント型の盗聴器や高感度カメラなど悪用すればプライバシーが侵害される道具が平気で売られている、それを発見するレシーバーも売られていていたちごっこだが人が人を信頼する事が大切な事だと思うよ。


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