身がホゲた
えぐれる事を萩の方言でホゲると言う。
朝から漁船チャーターで相島へプラズマテレビの納品だーい!
この仕事は難無くこなしたが次の仕事が大変だった、築80年の立派な御宅の改造工事、アンテナと電話の配線を任されて屋根裏にもぐりこんだが囲炉裏時代からの年期の入ったほこりまみれになってお昼を過ぎても工事が終わらない、定期船に間に合うのかな?
次はアンテナコードを80メートル電信柱を経由しての張替え工事、この仕事が終了した時点で定期船の出発までの残り時間30分!
最後の仕事は灯油ボイラーのドレン部分の配管破損の修理、気は焦るが十分な材料も無くあえなくタイムアップ、定期船乗り場に急いで着いたところ、朝の漁船が15時までに萩に向かうとのこと、同僚だけを定期船で帰してスクーターを借りて急いで現場に戻る、それでも残された時間は後わずか。
折れ残った配管材をマイナスドライバーで丁寧に取り除き何とか新しいドレン配管を完成、さあ萩に帰りましょう、見島の八里ヶ瀬にマグロを釣りにいく船なので本来は27ノット出るのですが波が高くなってきたので17.8ノットでの帰港、浜崎漁港に到着直前前部の着岸緩衝材が出ていないのに気づき投げ落とした瞬間右手小指に焼け火箸を当てたような痛み、見る見るうちに鮮血噴出。
緩衝材のすっぽ抜けを防ぐためにステンレスの細い針金が巻いてあったのだが急いでいたために気づかず指に引っ掛ったらしいザックリと
身がホゲちゃった。
会社に帰って応急処置、そこにかあちゃんから携帯に入信、「次女が勤め先の温泉券をもらったから3人で行く?」 埃まみれだし怪我もしちゃったし、今夜はゆっくり温泉に浸かるかな。
萩本陣に行きました、維新の湯は、地下2,350mから湧出。この温泉は降水起源で2万年前の化石水と言われており、打たせ湯もあり、心も身体もすっきりとほぐすことが出来ます、妙徳温泉は、地下1,200mから湧出。総ガラス張りの窓から庭園が見えるしっとりと落ち着いた温泉でサウナがお奨めです。
娘からのプチ親孝行の後は外食すれば高くつくので深夜スーパーでタイムサービスの食材を買い込み我が家で晩餐となりました、倹約してまた釣具をそろえなくっちゃ。
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