重大事故寸前

古賀 政男

2014年12月08日 06:38

地域消防団員の私には分団に任された消防車と消防ポンプの点検作業がある、昨日もその点検日だった・・・。


吸管を荷台からおろし若いもんにポンプへのねじ込みを頼み、私が吸口をベニヤ板でせき止めた用水路に沈め、浮き上がらないようにコンクリートブロックで浮き上がらないように固定しようとしていたその時の事だった。

ポンプへのねじ込みが上手くいかなかった若いもんが口を取り外したところ曲げていた吸管が板バネが弾いたように弾けて私の後頭部を直撃したのだ、ラリアットを食らったようね鈍痛を感じ、後を向いていたためなにが怒ったか解らず「なにするんかいや~」と振り向きやっと事の重要さが判った。


画像の丸い部分が当たったのが幸いしたが、ロングピン部分が直撃したらどうなっていたか、幸いに首の部分だったから良かったが頭蓋骨や側頭部だったらと思うとぞっとした、若いものには吸管の接続時は管をまたいで固定してからまっすぐにねじ込むことを指導していたがそれができていなかったようだ、こちらの指導徹底不足もあったので、これがいいお灸になって成長してくれることを願うばかり。

放水管の固定もしかり、機関部員の圧力上昇が筒先に伝達できていなければホースが暴れ事故につながることもある、日々の訓練が大切ですね。

明るい話題もあります、昨日は阿武川に飛来しているつがいの白鳥が、蛍の家のすぐ前に来ていたのです、早速食パンを買ってきて投げてやりました、みさきくん始めてのことに大喜び、近づいてくれれば冬の間の日課になりそうです。


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