郷土料理

古賀 政男

2010年03月23日 21:54

21日は組内の御葬儀でした、おときの時間になり御当家からの心温まるお料理を頂きました。


萩では祝いも仏事も「いとこ煮」ですね、イリコと干し椎茸出汁で茹で小豆が入って薄甘辛味、シイタケの薄切りと蒲鉾、お団子は祝いは紅白で仏事は白緑ですね、ここまでは知っている範囲だったんです。

今日のレシピには忘れていたお料理がありました。
こおり餅茶(湯)らしいです、こおり餅(かきもち)を香ばしく焼き上げ白湯を注いだもので仏事に出されるのだそうですがそれだけで美味しい味が出るはずがありませんが、やはり白湯しか入れていないそうです。
実はお餅をついたときに塩や昆布茶をまぜておいて切り餅にするのだそうです、これなら焼いて白湯につけても良い味がでるはずですね、これって小さい頃うちのおばあちゃんが作ってくれていたな、昔はこれだけで御馳走でお椀に塩を足していたかな?

懐かしい味を思い出させてくださった先隣の奥様のご冥福をお祈りしながら合掌。


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