

最近釣り場の立ち入り禁止区域が増えています、一部のマナー違反で職業漁師の方とのトラブルも増えています。
空き缶の放置、時によっては海に流すのが心苦しいのか、ビニール袋を石で飛ばないように放置してあることもあります、仕掛けや糸はビニール袋に入れて落ち帰りましょう、海鳥の足に絡んだりして危険です、安全のためにもライフジャケットは必需品です、自分の命を守るため着用を心がけましょう。釣り場でのマナーを同釣者や子や孫に伝えていきましょう、釣りは楽しいレジャーですから。
船舶用ライフジャケットは通称桜マークの付いたものを、陸釣りの時は通称CSマークの付いたものを必ず着用しましょう、必要な船舶の乗船者にライフジャケットの着用が原則義務化されています。
違反した場合、船長は令和4年2月1日からは違反点数2点(他人を死傷させた場合は5点)が累積点数に付与されますのでご注意ください。
2006年02月26日
夢に出て来た話し

ある日町を歩いていると米俵を積んだ大八車の車輪に轢かれてもがいている一匹の白蛇を見つけた、おそらく大八車の持ち主は蛇を轢いた事に気づかずその場を離れたのだろう。
不憫に思った治作は大八車の持ち手を握ると「うんとこしょ!」と動かし蛇をはさまれた車輪から助け出してやった。
白蛇は轢かれて曲がった背骨で痛々しくも赤い目で何度も治作の方を見ながら石垣の間に消えていった。
それから何年か経った雨の降り続いた年の事、お城のお姫様が大病を患ったとの噂が城下町に流れた、何でも「百年桃」(夢の中で出て来た果実)と言う珍なる桃を食べると患いが治ると言う事も・・・、しかし、「百年桃」は木からもいで食べるまで雨にかかると腐ってしまうものだった。
治作はお姫様のために「百年桃」を採りに行くため懐には濡れないように油紙をしのばせ家を出た、土砂降りの雨の中、桃の木を見つけた治作は濡れないように手ぬぐいで桃を覆いもぎ取るとすぐに油紙で包み大事にお城に向かった。
ところが降り続いた雨でお城に向かう錦川が増水、全ての橋と言う橋が流されてしまっていた、濁流渦巻く川を眺め呆然としてお城に出向く事を諦めその場を離れようと背を向けたところ「治作さん、さあ
橋を渡って」と声がする、思わず振り返ると荒れ狂う濁流に一本の白い橋が架かっている、間には二つのコブが見える、「嘘じゃろー」と思ったがお城に行くためその橋を急いで渡りきると橋は濁流に呑まれていった。
お城に着きお姫様に「百年桃」を献上し、見る見るうちの回復に藩主は喜び治作に「何でもお前の願いは叶えてやろう」とのお言葉を申されたが「いつぞや助けてやった白蛇が私の窮地に現世に出てきてくれたんじゃ、欲をかいてはならん城下の皆が困らんために大水でも流れん橋を殿様に頼んで掛けてもらうことが今度は白蛇へのはなむけじゃ」と思った治作は「褒美はいりません、でも流されん橋を錦川に掛けてつかさんせ」との治作の返答に藩主は名橋「錦帯橋」を作ったそうな。
と言う夢を見ました、「フランケンシュタイン」の話しが見た夢を小説にした話しを聞いた事があります、昨年の錦帯橋の増水での橋脚流出が頭の中にインプットされていたのかリアルな夢でしたが「治作」と言う名前だけは漢字まで夢が覚めても覚えていました、もしかすると前世で何かあったのかな? 夢の中の話ですから本当の「錦帯橋」にまつわる話しではありませんのでご了承くださいね。 続きを読む