釣りアホ日記のブログ

昨日は朝からお寺の行事に出かけた、雨が残って少し肌寒かったが、新装開店なった「道の駅あさひ」のポプラで位牌堂でお供えする月餅を買い求め本堂に入る、皆さんと経文を唱え、講師先生のお話が始まった。



一度休息を挟み昼までのお話だった、お昼は会食だとコロナの感染が心配だからお弁当、これをもってばあさんが仕事をしている「農家れすとらん　つつじ亭」で暖かいそばを注文して食べた。

家に帰りお彼岸の冊子があったので読み進むと心に残る掲載があったので紹介する。

病院と寺院にはどちらも院と言う文字が入っている、入院とは中にいる人で病院では医療関係者と患者さん、寺院にはお寺を守る関係者がいる、人間には寿命がある、病院の先生も入院患者も病気が治癒するための努力をするが、それがかなわない場合はどうなるかは理解しておられる、寺院の方は亡くなった後宗派は違えど何処に行くかはご存じな通りだ。

先が理解できているのが入院なら、通院はどうだろう、院に通うから少しは先のことが分り、病院へは水虫で死にはしないだろうが先生が病状をはっきり言ってくれないと自分のこれから先病気が気になりその先も気になるので通院する、寺院にお参りして一度くらい先のことをお話しいただいただけではわからないので何度も寺院に通院する。

なるほどである、だから入院も通院もしていないものはその先のことは考えることが無いのか、元気そのもので今を楽しく過ごすことは大事ではあるが、元気で幸せだからこそ少しでも早く自分の行く先を見つけることが大切ではないだろうか。

子や孫が私が亡くなって悲しんではくれるだろうとは思うが、「じいちゃんはあそこに行くんだから安心だよね、私たちを見守って待っていてくれるんだよね」と迷わず思ってもらえるように、せっせと私はお寺に通院して見聞きしたことを子や孫に伝えていくつもりだ。